2017/10/11 08:00

こんにちは、worn. です。

本日は、ヴィンテージウエアの中でも人気の高いカバーオールをご紹介したいと思います。

極力、当サイトでは商品の年代の話や、それにまつわるディテールの話は避けてきました。

理由は簡単。

他所のヴィンテージを沢山扱ってらっしゃる古着屋さんが、そこら辺は詳しくやってらっしゃいますし、今となってはインターネットで簡単に情報を仕入れれますし、何ならお客様方の方が詳しいので。

なので、当ブログでは希少価値意外にオススメする理由を綴って行きたいと思います。

とはいえ、こちらのデニムの“カバーオール”は、お求めやすいお値段とは言い難いので、少し商品自体の解説が必要ですね。

 

 

 

 

こちらカバーオールは、Leeの“ハウスマーク”というタグの付いている人気モデルです。

 

 

 

ご覧の通り、タグに家のような建物の絵があしらってあります。

このハウスマークは、1930年代後半から1940年代後期まで採用されていたデザインのタグです。

そして、パンツやジャケット、オーバーオールなどに使用され、それぞれ微妙にデザインが違います。年代によっても同じことが言えます。

写真のタグは、そのハウスマークが使用された最後のデザインの物で“Lee”のロゴの“ee”の部分が右斜めではなく水平になっていますので、1940年代後期の物である事が分かります。(お店に寄っては50年代前期と表記)

ボタンも、“ロングL”と呼ばれるもので、Lがeeの下まで伸びたようなデザインが特徴的です。

こちらのボタンも1950年代まで採用されていたものです。

 

 

 

それらのパーツの特徴から、このジャケットは古いんだという事が分かるんです。

商品の豆知識は、これぐらいにしておきましょう。

ここからは、私が考えるカバーオールの良さについてです。

ご覧の通り、ジャケットと言えどもデニム一枚の薄いものです。

防寒性に優れているとは言えないでしょう。

しかし、それはある意味長いシーズン楽しめるという考え方もできます。

私の場合、春や秋と言った中間季節には、シャツとしてTシャツやカットソー、シャツの上からテーラードジャケット感覚で羽織ります。

冬も、「トップスはデニムでいきたい!」と思う時はインナーにやや厚手のニットカーディガンやセーターなどを着込んで楽しみます。

リバースウィーブのような厚手のパーカーなんかを着て、ストリートっぽく決めるのもいいでしょう。

冬場は、特にインナーに色々着込めるので重ね着の好きな方には、特にオススメ。

なので、最近の様な朝晩と日中の寒暖の差が激しい季節には打ってつけです。

サイズも44インチ、L 強、XLってところなんで、アウターには悪くないサイズだと思いますよ。

希少価値の高い一点ものですので、この機会に是非!