2017/12/10 13:04

こんにちは、worn. です。

本格的に寒くなってきましたね。

個人的には冬の方が好きで、理由はやはり「お気に入りのアウターを下ろせるから。」です。

革ジャン、ダウンジャケット、ウールジャケット…と、冬に着たいものを挙げだすと、

枚挙にいとまがないのですが、本日紹介するアウターはヴィンテージファンなら誰もが、

そのデザインと機能性を認めるアイテムです。

N-3Bです。

 

 

極寒地用に作られたジャケットですので、我々が普段着用するには余りある防寒性、保温性。

冗談抜きに、これさえあれば日本各地、どんなに寒さの厳しい地域でも問題ありません。

ジャケットのディテールの話をしましょう。

タグは黒タグ、1950年代頃の物で間違いないでしょう。

 

 

ファーもコヨーテのファーで質感、存在感がフェイクファーの物とは違います。

 

 

袖にもU.S.AIR FORCEと書かれていると思うんですが、まだプリントが残っています。

 

 

そして、オールドヴィンテージファンとして特出すべきは、このジャケットがリフレクター付きである所でしょう。

遥か昔、90年代の古着屋さんでは、リフレクター付きである事が付加価値として扱われており、値段も少し高かったように記憶しています。

 

 

このジャケットを買い付けた際、とあるディーラー倉庫に何着もN-3BとN-2Bが山積みにされており、何着も買うほど直ぐに売れるものではないので、状態やサイズを吟味し選んでいた中にリフレクター付きの物があったのです。

もちろん、その時でもリフレクター付きが付加価値になるとは思っていませんでしたが、なんとなく古いヴィンテージファンですので、少しサイズが大きいと分かっていながら仕入れてしまったのです。

とはいえ、状態は良好ですし、今尚N-3Bのデザインをオマージュにしたジャケットは作られ続けています。

作られ続けているとはいえ、デザインこそ似ていても、この年代のN-3Bの生地やファーなどを忠実に再現するのは不可能、というかカジュアルウエアとして非現実的な値段になってしまいます。

なので、当ウェブショップで今回紹介するN-3Bは、安い…と思うんですが、

いかかでしょう??